トップ >  スポーツ・アウトドア > ルアーコーシング - 走りが好きな犬のための究極のスポーツ

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走るときが至福のとき!ボルゾイとサルーキーがルアーコーシングを楽しんでいる様子。

犬、馬、猫、いずれも可愛い動物なのだけれども、それ以前にカッコイイ動物でもある。それは彼らに機能美というものがあるからだ。走る動物。ボディの流線型に注目されたい。だから審美的に犬を楽しみたいと思えば、走らせるのに限る。そして純粋に走りだけのスポーツというものが犬の世界には存在する。

そのひとつがルアーコーシングというドッグスポーツ。ここ地元スウェーデンで7月25日から2日間にわたりルアーコーシングの全欧チャンピオンシップが開かれる。それにちなんで、このスポーツの紹介をちょっと。

遊びの域であれば、どんな犬もできるスポーツだ。ルアーという偽物のウサギを野原に走らせ、それを追わせる。犬は元来狩猟動物。逃げるものがいれば、追わずにはいられない(だから呼び戻しの訓練をするときも、犬のところに自分でいくよりも、背をむけて反対方向に走っていくほうが、犬はより飼い主についてくれる!)。

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ルアーはこのように紐に結び付けられたビニール袋にすぎない。これが急ターンをして犬から逃げてゆく。それを追いかけるウィペット。

本能を活かすのだから、どの犬とでも遊べるのだが、やっぱり「それ仕様」の犬種というのも存在する。このブログでもおなじみの京子アルシャーさんが飼われているサルーキや、アフガンハウンド、ボルゾイといったひょろひょろとした脚長犬達がそれ。華奢なようだが、いやいや。あれは筋肉だけで体がなり、サラブレッドと同様走りのための機能から生まれた体型である。

他の犬種とちがうのは、地面をにおってそれを追うよりも、視覚による刺激を受け易いということ。つまり何か逃げるものが視界に入れば、それ!と追いかけ始める本能が極端に強い。そしてチーターのごとく短時間にて速度をあげ獲物に追いつくことに長けている(逆に長距離の持久力の走りに優れているのはハスキーなどのそり犬だ)。そして尾が細長いことにも注目されたい。あれは急ターンのとき舵の役目をする。これら犬種をまとめて「サイトハウンド(視覚ハウンド)」と犬用語では言う。

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地面を広くカバーするサルーキーの走り。ルアーコーシングではマズルをつけるのが義務付けられる。犬が競い合い喧嘩をして怪我をするのを避けるため。

ルアーコーシングの公式戦では、サイトハウンドとそのほかバゼンジーなどの古いタイプの脚長犬が参加できる。ルアーは電動でうごく紐に結び付けられ、まっすぐコースを動くのではなく、まるで逃げるウサギのごとく、さまざまな方向にターンをする。走行距離は250メートルから900メートル。有名なグレーハウンドのレースとはまた違い、時間競技ではなく犬のウサギ追いのテクニックが点数となりそれを競う。たとえば、ルアーから目をそらした犬は、真剣さが足りない、ということで減点を食らう、といった具合だ。

ヨーロッパやアメリカでは大変に人気のあるスポーツだ。競うのも楽しいけれど、多くの飼い主の目的は「わが子の一番美しい姿を堪能したい!」につきる。グーンと脚を伸ばし地面をカバーする。初めて見る人だって走りの姿に惚れ惚れとするはずだ。

それに、当の犬たちがなんといっても一番楽しんでいる。犬は走る動物でもある。好きなことをやっているときがもっとも幸せなのは言うまでもない。

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コメント






初めまして。
北海道の十勝に住んでいるウインナーと申します。
犬橇とディスクドッグを犬達と一緒に楽しんでいます。
昔乗馬もしていましたので、藤田さんが羨ましいです。

6月に十勝で『ルアーコーシング体験』が催されました。
体験という事で直線100mのコースでしたが、参加した犬達の顔が活き活きとしていてとても楽しそうでした。
この時はダルメシアンがトップでしたが、ボーダーコリーも良いタイムを出してました。
公式戦となるとサイトハウンドでなきゃ勝てないでしょうが、普段飼い主との散歩だけで本気で走る事を知らない犬達にも是非一度このドッグスポーツを経験してもらいたいと思います。
日本では関東を中心に始まったばかりですけど、広く普及して欲しいです。

投稿: ウインナー | 2008/07/24 15:17

 
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