尻尾と耳は口ほどに物を言う、いやそれ以上かも。
日本に帰るたびに目に付く断尾・断耳をされた犬達。街の中だけではない。雑誌や本などの出版物にも当たり前の姿として尻尾や耳が切られた犬達がページを飾っている。
おそらく日本に住んでいる多くの人はその姿を見てもそれほど疑問を感じないだろう。しかし、私が住むドイツでは普段断尾・断耳をされた犬を見かける事が少なく、奇妙な感覚だったのを覚えている。
さて、いったい断尾や断耳はなんのためだろうか?
その理由には大きく分けて
- 外傷の予防
- 外見的な印象(容姿整形目的)
の二つがある。
外傷の予防
断尾をされている代表的犬種といえばワイマラナーやジャーマンポインターなどの短毛猟犬種のほか、ジャックラッセルにスパニエル、プードルにコーギー。
猟犬種においては茂みにおいて獲物を追い回す際、最大限の行動範囲を与え、毛の薄い尻尾の怪我の防止のために断尾が行われていた。
また18世紀のイギリスでは「断尾をされた犬は使役犬として税金を免除される」という法があり、当時は免税のためにいろんな犬種においてやたらめったら断尾されたという歴史もある。その後、法律が廃止になっても慣習として断尾は続いた。
生まれつき尻尾の短い個体は少ないはずのコーギー。断尾が始まった理由はどうであれ、その行為が現在において意味のあるものかどうか、私たちも考えるべき。[Photo from T Soderlund]
牧牛犬のコーギーでは牛に尻尾を踏まれて怪我しないようにとの配慮だったそうだが、近代においてはむしろ犬種のスタンダードに合わせるために、特にペンブロークでは短い尻尾をもって生まれた個体でも根元まで切られている現状である。この犬種には生まれつき尻尾がないと思い込んでいる飼い主も多い。
獣医学的にいえば、尻尾には仙骨(骨盤)から続いて第4尾骨くらいまで脊髄が伸びていることから、この行為は必ずしも痛みを伴わないわけではなかろう。ましてや生まれつき尻尾のない(または短い)犬は明らかに先天性の骨格奇形(遺伝病)である。
現在の日本で飼われているこれらの犬のどれだけが猟犬あるいは牧牛犬などの使役犬(ワーキングドッグ)として飼われているだろうか?
答えは簡単、日本の一般家庭においては「皆無」。なのにその家庭犬たちのどれだけが断尾をされていることか。
昔は獣医療が発展していなかったため、ハードな労働環境で使役犬が受ける傷は治りが悪く、傷口から病原菌に感染し死にいたることも多かった。だから怪我の予防としての断尾はそれでも意味のあるものだった。
それが現在のように高度な獣医療を受けられる環境下で、しかも外傷を受ける機会の極めて少ない家庭犬においては、断尾のときに犬が受ける痛みの方こそ無意味なのではないだろうか?
当時は外傷の予防目的であったのが今では「容姿整形目的」に摩り替わってきているともいえる。
参考までに各国の断尾・断耳に対する法的規制を挙げてみた。
各国における断尾・断耳行為への法規制比較一覧。犬の飼育が過去の使役目的から現在のコンパニオンアニマルへと変化し、断尾・断耳行為の意義を見つめなおした国では法の規制が行われている。
インドネシア、マレーシア、ネパール、インドなどのアジア諸国に関しては期待するまでもないほか、日本がお手本とするアメリカではまだ全面的な見直しはなされていない。
また一部の国では現在でも犬は使役犬(ワーキングドッグ)として実際の猟に使われていることから、外傷の危険防止のための断尾(おもに獣医師の手に限り)は許可されている。
これまでに禁止を掲げた国やようやく2006年から断尾・断耳行為が禁止されたばかりのイギリスでは、それに伴い犬種のスタンダードを変えた(例:イギリスKC「ウェルシュコーギー・ペンブローク・スタンダード」参照)。今後数年のうちにドッグショーにおいて断尾・断耳をされた個体を見かけることが少なくなってくるはずだ。
次回は「容姿整形目的の断尾・断耳について」を。
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そうですね。実際にそもそも作出された目的通りの作業をしている犬達なんて、現在の日本においては ほぼ皆無でしょうから、ただの「美容整形」なんですよね。
アメリカに先駆けて日本が進んで法規制をする!という事は… 悲しいかな無いでしょうから、早くアメリカで実施してもらいたいものです(非常に他力本願・涙)。
投稿: aki | 2008/11/26 08:02
はじめまして。

埼玉に住んでおりますものです。ドッグフードで、いろいろ検索していたらこちらにたどりつきました。楽しいブログも見せていただきました。1歳5ヶ月のオスのゴールデンを飼っております。
プレミアムというフードや、病院でだされます処方フードなどドッグフードというものが体にあわず、ことしの2月より手作りをはじめましたが、手探りのため、いろいろ参考にさせていただきたいと思っております。ところで、相談に乗っていただきたいことがあり、書かせていただきました。
丁度、断尾、断耳のことが書かれていましたので・・・
いま悩んでいますことは、去勢です。性格的におっとりしていて、
自分から唸ったり、喧嘩を仕掛けるようなことはいまのところまず無くて、去勢のことは考えていなかったのですが、
知り合いの訓練士や、私のまわりにいる人は、大型犬は去勢が常識だから・・・と言います。さかりが着く前にとか、おとなしい犬でも去勢していないと、相手から向かってこられるとか。統計を見ても日本では去勢を受けている犬が多いのですが、育てやすさだけのために麻酔をして、手術をするのかとおもうと、どうもひっかかります。
トレーナーさんにやったほうが良いといわれているのに、自分の家の考えだけで、やらないのも申し分けないような・・・
たしかに育てやすくなるかもしれないですし、病気も防げるかも知れませんが、ホルモンバランスもくずれるし、こんなおっとりした犬に去勢が必要なのか・・・と。
ドッグフードや、やりすぎの予防注射のことなど、日本の獣医はあまり信用できなくて・・・
家族会議では、みんなの言うようにさかりがついて困ったとか、
どうしようもない事情がでたときにしようか・・・・?ということになったのですが。それもこの子にとって本当にいいことなのか自信がありません。
去勢についてどう思われますか・・・?
そちらの常識はどのようになっていますか?
長くなってしまってもうしわけありません。
教えてください。
投稿: ゆうどん | 2008/11/26 18:28
わたし自身は、「家庭犬の断尾・断耳は絶対禁止すべき」とまでは思っていないのですが、
「この犬種はもともと尻尾が短い」と誤解している飼い主が多いのは問題だと思います。
外科的処置をして無理に短くするのだということを認識して、
その上で断尾するかどうかを飼い主が判断することが必要だと思います。
シェルティーやコリーの場合、外科的な処置ではないけれど
耳セットを1年ほど続けて半折れの耳を形作りますよね。
わたしは、外科的処置よりもこちらの方が犬にとって
ストレスが大きいのではないか?と感じるのですがどうなんでしょうね。
半折れ耳がスタンダードとされているけれど、
生まれつき半折れのシェルティーやコリーってほとんどいないのに、
どうして半折れ耳がスタンダードなんでしょう?
断耳・断尾は以前はきちんとした目的があってなされた処置だけれど、
半折れ耳には意味はないですよね・・・?
投稿: よつばのかーちゃん | 2008/11/26 22:55
こんばんは。
所謂美容整形はプリミティブタイプの犬を除く、作り込まれた犬にはある程度は付随するものだと思っていました。そして個人的には違和感を抱いていました。
外科的処置を伴う断耳、断尾は勿論のこと、上でも書かれていたように耳の整形や果てはある種の犬に負担が大きいトリミングまで、究極に改良に改良を重ねた結果、最後にそこまで手をつけて行き着いたものだろうと。
出産時に帝王切開が必要になってくるのも、やはり行き過ぎた感があります。
また一方では、断耳することによって強調される威容が護衛犬には求められているからという気もします。
そうするとどこまでが許容範囲なのか、意見がわかれるのところではないでしょうか。
まあ、犬に無用の苦痛を伴う整容的な手を加えることなしに自然な状態で飼うほうがいいのだろうとは思いますが。
投稿: rio | 2008/11/27 04:44
日本の一般家庭においての断尾・断耳行為は皆無。
その通りだと思います。ただ、現実には一般の愛犬家の人たちがこのことを考えている割合は非常に少ないと思います。
また日本の場合、買い手側の意識だけではなく売り手側の意識も変えていかないといけないと思います。その前に店頭での生体販売を禁止してほしいと思っているんですが…。
それから、ゆうどんさんに参考になるかはわかりませんがアドバイスを。
個人的な考え方としては、避妊・去勢には否定的です。
現に、今飼っているボーダー3頭全て未去勢です。これからもしません。なぜなら、本来あるべき形を人間の都合で人間の手で変えてしまうのは自然の摂理に反するのでは?と考えるからです。
確かに、生殖器に関する病気のリスクはあるのですが体の一部を切除してまでするべきではないかなと思います。
また、未去勢だと他の犬に向かって来られるなんてことはないと思いますよ。それは、去勢云々ではなく犬との接し方が分からないからなのではないでしょうか。この場合、去勢よりも訓練やトレーニングで解決したほうがよいと思います。
あと、気になったのが
>大型犬は去勢が常識だから・・・
こんな常識初めて聞きましたよ。なぜ、こんな常識があるんでしょう?日本は小型犬が多いから?
投稿: 見習い羊飼い | 2008/11/27 20:03
アメリカという国は大抵の法律は州単位で決められるので、断耳や断尾の禁止についても州単位での動きがあるようです。
しかし断耳断尾以上に非人道的な猫のdeclawingさえも禁じられていない州も多く、アメリカ全土での法規制はまだまだ道は険しそうです。
それでもNYやカリフォルニアなどでは断耳断尾法規制の運動はたゆまず続けられています。
また、アメリカとヨーロッパ諸国との自然や動物に対する考え方というのも大きな違いがあるように感じます。
ヨーロッパからアメリカ大陸に渡って来た一番最初の開拓者達にとって、自然は征服すべき物、組み伏せなくてはいけない物でした。
最初の開拓者以後も、他国からの移民が流入し続け様々な文化や考え方が混じり合うようになりましたが、それは都市部での話。
アメリカ内陸部の白人以外の人種などほとんど皆無の土地では開拓時代の考え方がまだまだそのまま生きています。
そういった土地で犬や猫の権利を訴えても(と言うかそもそもそんな発想が無い)なんのことやら?という感じなのですね。
個人的には美容目的の断耳断尾は絶対反対です。垂れ耳のドーベルマンやグレートデーンなんてすごく可愛いのに。
投稿: あが | 2008/11/28 08:50
みなさん、とても興味深いコメントをありがとうございます!
そしてレスが遅くなってすみません。(^^;)遅筆なもので。
>akiさん
日本だってJKCというひとつのクラブを持っています。
この国を代表する国際的に認められたこのクラブはスタンダードを決めることが出来ます。
しかも日本はFCI(国際畜犬協会)のメンバーですから、本来ならば他のFCIメンバー国をお手本にすべきであるのですが、なぜかFCIメンバーではないアメリカ(AKC)をお手本にしています。
これも私が納得行かない理由のひとつ。(笑)
アメリカに期待するか?それとも自国に期待するか?どっちがマシかしらね?う~ん。
>ゆうどんさん
去勢についても多くの皆さんが抱えている悩みのひとつだと思います。
のちほど見習い羊飼いさんもコメントされていますが、まずは去勢・避妊と断尾・断耳の見解の違いについて少しお話しておきますね。
簡単に言うと、ドイツの法律では「健康体の一部を切除する行為」として断尾・断耳は禁止されていますけど、去勢・避妊については許可されています。
この差はもちろん目的の違いであって、果たしてその行為が有意義なものであるか?ということが問われます。
断尾・断耳が個人の願望や欲求を満たすだけものであるのに対し、去勢・避妊処理は無計画な繁殖を防ぐ、簡単な例では動物シェルターに持ち込まれる(いわゆる)不幸な犬たちを増やさないことやあるいは飼い主の監督不行き届きで仔犬達(次世代の犬、シェルターに持ち込まれる大半は雑種であることから)が増えてしまわないようにということを目的に特別許可されています。
この説明からもお分かりかと思いますが、去勢・避妊は強制ではありません。すべては飼い主次第とも言えます。
私の個人的な意見としては生殖器系疾患の予防うんぬんよりも、どこまで自分の犬をコントロールできるか、あるいはもしものときに対処できる覚悟があるか、をご自身で検討しお決めになられることだと思います。
去勢・避妊には長所もありますし、短所もあります。
そしていずれにせよ、したからといって100%長所があらわれるかというとそうではありません。それはしなかったときにも言えることです。
さらに個人的な話をすると、うちの犬は先代犬・現在の犬とも避妊・去勢はしていません。
先代の犬(柴犬・外飼い)ではそれが祟ったか、9歳で子宮膿症に罹ったのでそのときに子宮を摘出し、その後は16歳まで元気に生きました。
現在の犬(サルーキー・室内飼い)はオスですので去勢の時期はメスに比べてどうでもよく、むしろ性格や他のオスなどとの折り合いを見て決めようと考えていました。
その問題とは別に、もちろん犬を飼う上での対応や躾けには恥ずかしくないように力を注いでいましたよ。
自分から喧嘩を仕掛けるような性格でもなく、かといって相手が悪ければそりゃあガウったりはしますが、それもすべて許容範囲内で(これは相手の飼い主の考え方にもよりますが、ドイツではあまり問題ではありません)いろんな場数を踏んできたお陰で精神的にはかなり成長した犬になりました。
もしも威勢がよすぎて他の犬とやたらめったらバトルするようであれば、もちろん去勢を選んでいました。
でも今のところ特に去勢していなくて困った場面というものには遭遇していません。(それなりにもしものときの覚悟があるうえ、「うちのは大丈夫」という妙な自信までありますから(^^;))
未去勢のオス同士が必ずトラブルを起こすかというとそれは間違いですし、去勢済みのオスでもマッチョなヤツは平気でトラブルを起こします。
本当はこれについてはいつか記事に書こうと思うのですが、きっと反響が大きいだろうなと思い、今は時期をうかがっています。
「大型犬の去勢は常識」、これは私も引っかかります。
言ったもん勝ちのような気が?(笑)
大型・小型に限らず、愛犬を見て決める。
あるいはそれよりも周辺の人間関係に気を使い、去勢する。
私ならば人間関係よりも自分の犬を取ります。
いずれにせよ責任を取るのは私と犬ですから。
>よつばのかーちゃんさん
シェルティーの耳セット、これもおかしな話ですよね。(笑)
私の知る限りでは、シェルティーの耳が半立ち耳である必要性は、その裏の話、つまりシェルティーの耳が立ち耳では都合が悪いということです。
シェルティーには歴史的に北方系スピッツの血が入っていることから、スピッツ特有の立ち耳や巻き尾が現在のシェルティーでも現れます。これが「ミニ・コリー」を目指すシェルティーにとっては都合の悪い要因で、スタンダードに「半立ち耳」であることが条件として入っているということ。(昔のコリーは垂れ耳でした)
でもね、立ち耳で生まれた個体というのは要するに耳の形を表現する遺伝子が北方系スピッツのものであって、それを矯正したから子孫に半立ち耳が出るというわけでもなく、半立ち耳のシェルティーを作るには、根本的には立ち耳で生まれた犬は繁殖から外すという方法を取らなければいけないんです。
耳セットを使って犬に負担をかけるというのは、それが出来ていないということですね。
ただスタンダードにあわせているだけというのがよく分かります。
>rioさん
そう、出産に帝王切開を必要とする犬種または短吻犬種においては一種の「虐待繁殖」という言葉がこちらでは用いられることがあります。
不正咬合や上部呼吸器系の障害、そして水頭症に頭蓋骨形成不全等あまりにも不自然な障害を持って生まれやすく、それがどこまでが許容であるかが問題です。
「これはそういう犬種なんですよ~」じゃ済まされないと思うのですが。
購入側ははたしてどう思っているか?
自然にも限度はありますからねぇ。
>見習い羊飼いさん
ペットショップでの生体販売の犬への悪影響については先日の記事「噛む犬はこうして作られる (3)」でお話したとおりですが、売り手・買い手側への悪影響も然りです。
だから「生き物を扱った商売」とは思えないんです。
犬の喧嘩は一概に性別によるものだけではなく、もっと複雑で社会的な経験や状況にもよります。
その中でもやはり後天的に獲得した性質(経験によって学習したもの)は最も大きな意味合いを持っていると思います。
「もしうちの犬がほかの犬を噛んだらどうしよう」と不安になるのならば去勢を決定してみるのもいいでしょう、ただし、去勢したから100%大丈夫という保証はありません。
して後悔、しなくて後悔、同じ後悔なら言い訳ができる方がいいかも?(笑)
私は言い訳があまり好きではなく、自分の決定に覚悟を決めるタイプです。それが犬にも伝わるというか、お陰さまでうちの犬はいい犬ですよ。(犬馬鹿ですね、私も)
優勢行動が強いオスには去勢は60%くらいが効果的だったという統計結果があります、しかし社会性が乏しい犬は去勢してもどこまで期待できるかは疑問です。
今の日本にとっての問題点はそこである気が私もします。
単純には、去勢したオス同士でもクッキーやボールの取り合いで喧嘩しますからね。(笑)
ありゃりゃ、えらく長くなってしまいました。(^^;)
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。
投稿: 京子アルシャー | 2008/11/28 08:54
>あがさん
あらやだ、たった今入れ違いになっちゃった。(というより長文過ぎて時間かかりっぱなし)
アメリカは今でもパイオニア精神旺盛ですね。(笑)
獣医学の分野でも「最新の研究」が多くなされていて、たぶん動物保護なんて完全に取り入れたら研究に影響があるのではないでしょうか?
またヒスパニック系の人々では動物保護への意識が薄いというのも基盤にあると思います。
猫の爪を取っちゃうのも酷い話だなと思いますが、去勢した犬をショーに出すために袋に偽睾丸を入れるのもどうかと。(^^;)
こういう話を聞くたび「アメリカだなぁ」とつい口から漏れてしまいます。
自由の国アメリカ、今は亡き叔母(当時フロリダ在住)が「年寄りが真っ赤な水着を着て街を歩いても文句を言われない国」といっていたのを思い出しました。
それだけに怖い国アメリカ...
がんばれNYとカリフォルニア!
いまのところ、EU諸国もまだ統一し切れていません。
投稿: 京子アルシャー | 2008/11/28 09:17
断耳・尾は反対の立場ですが、イギリスで法的に禁止になったのが2006年とは驚きですね。
というのは、私がいた時代から、既に周りでそういう犬を見ることはまずなかったからです。ショードッグやワーキングドッグは別にしても、近所や山や丘で出会う家庭犬たちでそういう犬がいたら、確実に周りから白い目で見られます。下手すると目だけじゃなくて嫌味の一言も二言も言われるかも。学校では犬だけでなく、その頃から既に家畜のテイルドッキングや焼印なども相当否定的になっていました。
ハンティングに出る犬はゲートに挟んだりして怪我するのでいたしかたないと思いますが、普通の犬が断耳・尾する必要性はまったくないでしょうね。私が反対する理由はやはり、少しでも動物に苦痛を伴う処置であるから、に限ると思います。
痛みを軽減させるために生まれてすぐシッポを切ってしまうことが多いと思いますが、それゆえに本当は尻尾のあるコーギーが欲しかったのにそういう犬に巡り合えくて、致し方なく、という飼い主も多いですよね。
よって、ブリーダーの意識の向上も大事ではないでしょうか。
投稿: Mie Shinki | 2008/11/28 12:40
>美絵さん
きゃー、ごめんなさい!こちらの方だったのですね、すっかり見失ってしまってました。
私自身もイギリスの法規制がゴク最近であるのを知って驚きました。たぶんその裏には「犬を使っての猟を禁止する」という2005年の法案可決がハードルになっていたのだと思います。なんと言ってもイギリス王室と狩りは切っても切り離せないですからねぇ。
それでも庶民の間ではそれ以前に意識が変わってきていたのをお聞きして、納得しました。
ドイツでも同じですよ、断尾された犬に「かわいそうにねぇ」と声をかける人は多いです。
もしその犬がレスキューされた犬であったり、事故などで尻尾をなくした犬だと飼い主も辛いみたい。
一般飼い主の意識(需要)が変わって、ブリーダーの考えも変わり、そして犬種クラブの意識さえも変わればスタンダードは変えることが出来ます。誰も無力なんかじゃないのですよ。
投稿: 京子アルシャー | 2008/12/05 00:17
微笑み国、タイランドからです
BIGBOSSと申します。
楽しくブログ拝見させていただきました。
グレートデンは断耳という習慣がありますが
私はコンパニオンドックであれ私的には好ましくなく、
反対です
ドックショーを中傷するのでなく断耳を中傷してます
(ドックショーは好きですが)
かっこ良さ、見栄え、習慣だけで断耳することは虐待と感じてます。
犬は人間の横暴で改良に改良を積み重ねて作り出された犬達、
そのため体の弱い超大型犬種が出来てそれ以上改良を加える
必要性は全くなく虐待と感じてます
実際デンはそのままですと耳デカで可愛いく見えるのは事実です
投稿: BIG BOSS | 2009/07/18 07:58