クリスマスまでのカウントダウンがはじまった。ここニュージーランドも日に日にクリスマス気分が深まってきて、意味もなく焦りを感じたりして妙に落ち着かない。これもホリデー・シーズンにはつきものなんだと、腹をくくる今日この頃。
愛犬のためにクリスマスを迎える準備、皆様はどんなことをしていらっしゃいますか?
クリスマスを祝う国には12月になると、子供達のための「アドベント・カレンダー」が登場する。日付の裏にお菓子が入っていて、クリスマスを迎えるまでの毎朝「あと何日」とわくわくしながら小さな窓をあけていくというアレですね。
もちろん「犬用」のアドベント・カレンダーもある。日付の裏に入っているのは犬用クッキー。それを犬たちが毎朝自身の爪で・・・、なんてわけはない。そんなことさせたら我が家のアドベント・カレンダーはクリスマスどころか、その日の昼までもたないだろう。
とまあ、そんな風に、毎年ここ、ニュージーランドでも「犬用クリスマス・グッズ」が増えているのはうれしい限り。他には「犬用クリスマス・クラッカー」などがあり、愛犬とともにクリスマスを迎える家族の幸せを演出してくれる。
ただ悲しいかなこの時期は、SPCA(Society for the Prevention of Cruelty to Animals) に持ち込まれるペットの数が一番多いのも事実なのだけども。
2007年のちょうどこの時期、SPCA より音楽 CD が発売された。その名も「A Very Silent Night」。発売と同時に一気にヒットチャートを駆け上り、あっという間に売り上げNo.1の CD となったこの一枚。
実はこの CD、「犬用」として製作されている。犬が聞き取れる周波数の、ぎりぎり一番高い部分の音のみで製作されており、人間は聞きとることは出来ない。実際に「聴いた」犬たちの様子をテレビのニュースで見ていたが、その多くが顔をあげて不思議そうに音源を捜そうと試みたり、感極まって踊り始めたり吠え始めたりするものまで様々な反応だ。もちろん周りにいた人間には何も聞こえていない。
この CD は SPCA のファンドレイザーの一環として行われた。
ホリデーシーズンのこの時期、SPCA に持ち込まれる行き場を失ったペットの数は多くなる。その対策として SPCA は高い広告料を払い、新聞の一面にメッセージを掲げる。「安易に子犬や子猫をクリスマス・プレゼントにしないで」と。
知り合いの家族が子犬を迎え入れることを決めた。でも「クリスマスが終わって、しばらくするまで待つつもり」らしい。理由は「行き場をなくした子犬の受け入れ先になれるように」だそうだ。「それにクリスマス時期なんて忙しすぎて、子犬の面倒をきちんと見れる自信がないからね」と笑う彼女の家には、きっと天使がやってくるに違いない。
同時にこの時期、ホリデーシーズンで家を長期で空ける家族も少なくない。ペットを同伴しない場合、ペット・ホテルに預けなくてはならないわけだが、なにせこの時期は空きがほとんどない。おまけに安くない。結果、置いてけぼりにされるペットがでてくるというわけだ。
人間達にとって何も聞こえない「A Very Silent Night」。実はたくさんの犬たちが叫んでいるんだよ、というメッセージが隠されてると思うのは考えすぎだろうか。

犬用オヤツのクリスマスギフトセット
しかし同時に多くの家族が、ペットと迎えるクリスマスを楽しみにしていることも知っている。我が家の今年のクリスマスは、愛犬のためにクッキーをたくさん焼くつもり。もちろん「犬クッキーの達人になる」レシピを使って。
皆さんのお宅では、愛犬にどんなプレゼントを用意しますか?





ゆうさんこんにちは。
動画見てみましたが、本当に人間には聴こえませんね~
自宅に帰ったらぜひ愛犬に聴かせてみます!
お友達の話も考えさせられました。
私だって手放すことは無くても、クリスマスに!と
浮かれてしまいそうなところですが、
冷静に犬との関わりを考えておられますね。
我が家は何を用意しようか思案中です。
投稿: ちび | 2008/12/08 12:15
深く考えさせられますね。
クリスマスに限らず、誕生日や記念日に動物を飼い始める人は、多いんでしょうね。
命の尊さを軽んじている訳じゃなくても、個々の事情なんかでやむなく手放してしまう人もいるんでしょうね・・・
自分も将来、犬を飼いたいと思っていますが、生活環境や経済的な余裕、心身ともに万全にしてから飼いたいです。
願わくは、クリスマスに家族と一緒に暖かい夜を過ごせる犬が増えてくれるといいですね。
投稿: ぶたまる | 2008/12/09 16:18