2010年3月11日

災害地域にビデオメッセージを届けるための犬用コート "メッセンジャー・ドッグ"

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[photo from The Interaction Design Programme]

このところ世界中のあちこちで大地震が発生しているニュースが流れるたびに、不安な気持ちを抱く方も多いことでしょう。震災などが起きた場合、家族が離れ離れになってしまい電話も繋がらなくなることも往々にして予想されます。道路が損壊し、街を移動することも出来ないような状況の時、自分の身の安全をいち早く家族に伝えられたらと誰もが願うのではないでしょうか。

そんな時のために開発されたのが、"メッセンジャー・ドッグ"という犬用のコート。デンマークの Copenhagen Institute of Interaction DesignDanish Design School が共同して推進しているプログラム、Interaction Design Programme で開発されたインターフェースのひとつです。犬が装着するコートは、いつ、どこで、誰がメッセージを残したかということを、メッセージごとに保存できるようになっています。

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[photo from The Interaction Design Programme]

まだ公式な製品とはなっていない"メッセンジャー・ドッグ"のコートですが、たとえば難民キャンプでの使用なども想定されているようです。難民キャンプで使用する際には、それぞれのキャンプを担当する犬を割り当てます。犬たちはキャンプの外に出て、キャンプにメッセージを届けてほしいと願う人々からメッセージを残してもらい、最終的に各自のキャンプに戻ることでコートに記録されたビデオメッセージをキャンプ内の人々に伝えることが出来るということです。

人間は無理だけれども犬なら入れるような場合や状況などを考えて行くと、その利用範囲は広がっていく可能性がありそうだと感じませんか?この製品が実用化されるためには、犬もそれなりの訓練をしなくてはならないでしょうが、伝書鳩ならぬ、"伝書犬"の姿を見る日が訪れるかもしれませんね。

(satoko)

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