おじいさんと孫と二人を見守る二匹の珍島犬。他人には容易になれないプリミティブドッグも、家族の前では忠実で従順な顔を見せる。異種である人間の飼い主に友愛感情を示す犬の性質は、いったい何に起源をもつ性質なのだろう?
前回に引き続き、犬から見た世界はどの様なものなのか、犬とその祖先動物とされる狼の行動から考えてみたいと思います。今回の話は「なぜ犬や狼は家族を守り、仲間を気遣うのか?」です。犬が仲間の犬だけでなく、人間の飼い主や家族に見せる強い愛情、たとえば、飼い主と散歩に出るのを喜び、飼い主と引き離される事を悲しみ、飼い主の敵を攻撃し、飼い主に危険を知らせて吠える、そんな愛すべき犬たちの行動の元になっている友愛感情は、どのようにして出来たのでしょう?









