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生態・行動

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私達の目とはちょっと違う犬の目、実際にどんな世界で犬は生きているのか見てみよう。

「犬の見た世界」と一言で言っても、実はいろんな要素で構成されている。

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[Illustration by Yoko Fujiyoshi]

犬の毛色というと、黒毛が最も優性遺伝するというイメージを持っている方が多いのではないかと思います。犬の黒毛が優性遺伝することは、繁殖の現場において経験則として学ばれてきたことで、実際に“犬の優性黒毛”の原因となる遺伝子やその仕組みが解明されたのは、つい最近の2007年のことです。

ネズミやウシなどの哺乳類全般で優性に発現する黒い毛は、2つの遺伝子の働きによって生み出されていることが分かっていました。犬も他の哺乳類と同じ仕組みで黒毛が作られているのだろうと考えられてきたのですが、犬の場合には、これら2つの遺伝子に加えてさらに第3の遺伝子の働きが関わっていることが分かったのです。

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[Photo by rhiannoncharisse]

犬にナメられないための必勝法その1、「感情表現ははっきりと態度で示す」。

この度「犬の支配的攻撃性(Dominance Aggression)の要因」についてスペイン・コルドバ大学での調査結果が発表され、面白かったので紹介しようと思う。

この調査はスペインの5都市(アルメリア、コルドバ、グラナダ、ジーン、マドリッド)にわたり、1歳以上の711頭の犬とその飼い主を対象にインタビューと犬の行動観察によって行われた。

犬の行動のうち「支配的攻撃性」は直立、硬直した態度、尻尾を高く上げ耳を前方に傾ける、毛を膨らませて自分を大きく見せるなどの戸外で他の群れや犬に出会ったときにみられるものに加え、家庭内でもパクッと噛み付いたり家族や飼い主に対して歯を見せるというのも典型的な「支配的攻撃性」の表れとされ、この調査での攻撃性の評価は状況別の犬の行動を0から9点のポイント制をとって集計された。

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[Illustration by Yoko Fujiyoshi]

この十年くらいで、室内で飼われる犬がどれほど増えたことでしょう。室内で飼われる犬が増えるにつれて、番犬として外飼いするのが一般的だった頃とは異なり、犬を家族の一員として考える人が増えていることは紛れもない事実だと思います。

ひとつの例として「○○ちゃんのパパ、ママ」といった呼び方があげられるのではないでしょうか。遠い過去の記憶では、以前は「××さん家の○○ちゃん」と言っていたかと思います。そこに、昔は犬を散歩するのは子供が多かったのに対し、現在では大人が散歩させるようになっているといった犬の散歩をする世代の変遷を感じなくもないのですが、ここではその話題はさておき、「○○ちゃんのパパ、ママ」という呼びあい方に、飼い主はもとより、その他の人々にも犬を家族の一員としてとらえることに対して違和感を持たない時代になってきたのだということを感じます。

そんなところからも垣間見えてくるのが、私たちが日常的にしている犬の擬人化。寝食を共にする割合が増えて人間の生活に深く入り込むようになり、あまりにも犬が人間っぽい行動をするために、あたかも人間のような思考回路や感情があるのではないかと感じる方もいるのではないかと思います。

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[Photo by saintpancreas]

本来ならばふたつ仲良く並んでいるもの。

突然のテーマだが(いや、いつもテーマは唐突なのだが)、オスの去勢の獣医学的理由のひとつに「睾丸停留(別名:潜在精巣)」がある。

その名の通り「停留している睾丸」の「なぜ?なに?どうする?」について今回はお話しよう。

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