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働く犬

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スウェーデンではもっともポピュラーなヘラジカ猟スピッツ犬、イェムトフンド。オオカミのような見かけが特徴だ。仕留めたヘラジカの頭を食べているところ

ヨーロッパは今、猟のシーズンたけなわ。私の家の裏が、ちょうど猟師のたまり場になっていて、朝早くから、コンビやら4WDっぽい車がどしどしと乗り付けてくる。その中に、一つだけ犬を連れている車があって、その人がその日の猟犬のハンドラーとなる。これから始まるのは、ヘラジカ猟だ。その数約30万頭で、狩られるのは10万頭。北欧ならではの10月の文化行事。この国では、貧富に関係なく多くの人が猟師になれる。要は、猟野を持っている人に招待してもらえればよし。もちろんそのためのお金は出さねばならないが、イギリスに比べればたいした額ではない。私ですら参加できるのである。

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もともとハウンド犬であるダルメシアンは、その良き耐久力で馬の伴走犬として活躍した頃があった。

ハウンドと馬の関係は切っても切り離せない。イギリスには『HORSE and HOUND』という雑誌があるくらいだ。そう、映画『ノッティングヒルの恋人』でこの名前を聞いたことがある人もいると思う。架空ではなく、実際に存在する雑誌だ。

ハウンドとホースとくれば、キツネ狩である。しかし5年前にイギリスでハウンドを使ってのキツネ狩が禁止された。動物愛護という意味もあり、同時にイギリスに存在する「階級」に辟易した大衆が、「ハイソ」のシンボルとなるものを廃絶したかった、という意図もある。ただしカントリーサイドに住み、馬と犬との生活をしている人に意見を聞いてみると、都市の人が思うほど、最近はスノッブなイベントでもないし、当事者にとって猟という行為自体に、それほど大きな意味はなさそうなのだ。別にキツネ狩に成功してもしなくてもいい。むしろイベントにまつわる伝統、「馬」と「犬」の存在を楽しむのが目的だという。

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テリアはいつも馬と共に生活をしてきたものだ。なにしろ馬小屋のまわりにはねずみがたくさん!害獣駆逐犬としてテリアは重宝される。

ヨーロッパに住んでいるとよくわかるのだが、馬のいるところ必ず犬がいる。実際に日本でも乗馬クラブを訪れてみると、その状況はほぼヨーロッパと似たものである。

史嶋さんの記事でもすっかりおなじみのジャックラッセルテリアは、ヨーロッパのホースライダー達の間ではマスコット犬になっているほどだ。驚かれるかもし れないが、乗馬スポーツはヨーロッパ(少なくとも私の住むスウェーデン)ではそれなりの地位を得ていて、スター選手ともなると、ボーイフレンドにフラれただの週刊誌や夕刊でゴシップまでささやかれるセレブぶり。

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デモンストレーションより。行き倒れた失踪人を発見した救助犬はハンドラーが来るまで吠え続けるのが遊びのルール。

ドイツで犬関係のイベントがある際、必ずといっていいほど救助犬チームによるデモンストレーションがプログラムに組まれている。赤い救急カラーのユニフォームに身を包んだ救助犬チームはどこにいてもよく目立ち、また救助犬たちの見事なパフォーマンスに観客達はいつも魅了される。

日本で「救助犬」と聞くと誰しもが「災害救助」を頭に浮かべるだろうが、こちらでは救助犬の出動は災害時に限らずどちらかというと「オールラウンドの捜索犬」といった方が当てはまる。

規模の差こそあれ全国各地に救助犬チームが存在し、彼らは常に消防署と組んで出動するのだ。

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水好きの犬だからこそ。ドイツの多様目的ガンドッグ、ヴァクテルが水場に来ただけで興奮して震え始めた。ハンターが行きたい欲を抑えているところ。

5月に入れば気温はジワリと上がってきて、これぐらいの季節から犬を水場に連れてゆきたくなる。果たして当の愛犬は水好きか、否か?これは個人差によるところが多いけれど、犬種によっては水好きの犬が多いという傾向はある。とくれば、オバマ氏の愛犬として有名になったポルチュギース・ウォーター・ドッグなぞ、その筆頭になりそうだ。何しろ読んで字のごとく、ウォータードッグとは水犬以外なにものでもない。

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